主体107(2018) 6月 25日

朝鮮外務省第1次官が談話を発表

【平壌5月25日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省の金桂官第1次官は25日、委任によって次のような談話を発表した。

今、朝米間には世界が非常な関心の中で注視している歴史的な首脳の対面が日程にのぼっており、その準備も最終段階で推し進められている。

数十年の敵対と不信の関係を清算し、朝米関係改善の新たな里程標を立てようとするわれわれの真摯(しんし)な模索と積極的な努力は内外の一様な共感と支持を受けている。

そのような中で24日、アメリカ合衆国のトランプ大統領が突然、すでに既定事実化されていた朝米首脳の対面を取り消すという公式立場を発表した。

トランプ大統領はその理由について、わが外務省の崔善姫次官の談話内容に「大きな憤怒と露骨な敵対感」が盛り込まれているからであるとし、久しい前から計画されていた貴重な対面を行うのが現時点では適切でないと明らかにした。

私は、朝米首脳の対面に対するトランプ大統領の立場表明が朝鮮半島はもちろん、世界の平和と安定を願う人類の念願に合致しない決定だと断定したい。

トランプ大統領が取り上げた「大きな憤怒と露骨な敵対感」というのは事実上、朝米首脳の対面を控えて一方的な核廃棄を圧迫してきた米国側の度の過ぎた言行が招いた反発にすぎない。

この忌まわしい事態は、歴史的に根深い朝米敵対関係の現実態がどんなに重大であり、関係改善のための首脳の対面がどんなに切実に必要であるのかをありのまま見せている。

歴史的な朝米首脳の対面について言うなら、われわれはトランプ大統領が過去のどの大統領も下せなかった勇断を下して首脳の対面という重大な出来事をもたらすために努力したことについて依然として心のうちで高く評価してきた。

ところが、突然、一方的に会談の取り消しを発表したのは、われわれとしては意外のことであり、非常に残念に考えざるを得ない。

首脳の対面に対する意志に欠けてか、でなければ自信がなかったせいか、その理由について推し量るのは難しいが、われわれは歴史的な朝米首脳の対面と会談自体が対話を通じた問題解決の第一歩として、地域と世界の平和と安全、両国間の関係改善に意味ある出発点になるとの期待をかけて誠意のある努力を尽くしてきた。

また、「トランプ方式」というものが双方の懸念を共に解消し、われわれの要求条件にも合致し、問題解決の実質的作用をする賢明な方案になることを密かに期待したりもした。

われわれの国務委員長も、トランプ大統領と会えば良いスタートを切ることができると述べて、そのための準備に努力の限りを尽くしてきた。

にもかかわらず、米国側の一方的な会談の取り消し公開はわれわれをして今まで傾けた努力とわれわれが新しく選択して進むこの道が果たして正しいのかということを再び考えるようにしている。

しかし、朝鮮半島と人類の平和と安定のために全力を尽くそうとするわれわれの目標と意志には変わりがなく、われわれはつねにおおらかに開かれた心で米国側にタイムとチャンスを与える用意がある。

一分は寸の始まりと言われるが、会ってひとつずつでも段階別に解決していくなら現在より関係が良くなるはずであって、より悪くなるはずがないということぐらいは米国も深く熟考してみるべきであろう。

われわれは、いつでもいかなる方式でも対座して問題を解決していく用意があるということを米国側に再び明らかにする。

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