主体108(2019) 12月 7日

キムチ作り風習

朝鮮民族は昔から各種の野菜を食生活に広く利用してきた。高句麗時代(B.C.227―A.D.668)から人々は大根を栽培し、それに塩辛類を入れて貯蔵食品を作って食べた。

その過程にキムチを漬けて食べる風習が生まれた。

キムチは白菜、大根をはじめ野菜類に香辛料や塩辛類を混ぜて乳酸発酵させた野菜加工品である。キムチにはビタミンCをはじめNa、K、Ca、Mg、Feなど多くの鉱物質が含まれている。

高麗時代(918-1392)にキムチを作って管理する国家機関である沈蔵庫が存在したということは、すでにキムチが多くの人々の間で広く利用されていたということを示している。当時は大根を主材料としてキムチを漬けたが、朝鮮封建王朝時代(1392-1905)には白菜を主材料とし、それにさまざまな香辛料を混ぜる方法でキムチを漬けた。

 

  朝鮮人民は春にはつみなキムチ、ナバクキムチ、みつばひかげぜリキムチ、夏にはきゅうりキムチ、ねぎキムチ、秋と冬には白菜キムチと大根の丸漬けキムチ、カクドゥギ(大根の角切り漬け)を作って食べた。特に毎年10月末~11月初には全国のすべての家庭でキムチを漬けているが、冬のキムチは冬越しの半食糧と言うほど朝鮮人の食生活で多量に利用された栄養価の高い副食物である。

朝鮮女性は普通、家庭でキムチを漬けて食べており、子孫にもキムチを漬ける一般的な方法とその家庭固有の漬け方を教えている。そして、隣人同士ともキムチを味わいながらその経験を交わしている。

また、キムチの漬け方を学校の実習教育課程にも入れて教えているが、一部の大学では専門学科の実習場でその教育を行っている。そして、国家的記念日や民俗的な祝日など、さまざまな契機に行われる全国キムチコンテストや品評会を通してキムチの漬け方に対する経験を交わしその知識と技術を学んでいる。

今日、キムチの漬け方が工業化されているが、朝鮮人は昔と同様に野菜を栽培し、山菜を採取して自分の手でキムチを漬けて食べることを好んでいる。

朝鮮人の重要な食生活慣習であるキムチ作り風習は国家無形文化遺産として登録された。

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