主体107(2018) 7七月 17日

人民の息子

総書記が学生時代の一九六一年、学友たちとともに平壌市の臥山(ワサン)洞―龍城(リョンソン)間の道路拡張工事に参加した時のことである。

ある日、作業現場の入り口にバケツと十能(じゅうのう)を持った老女が現れた。

時折作業現場から石炭が出てきたのだが、それを持っていこうとしていた。

総書記は家の石炭が切れたのかと聞いた。

大切な石炭をそのまま地中に埋もれさせてしまうのが惜しいからだという老女の話を聞いた総書記は、土を押しのけて掘削機で石炭を掘り出し、安全な所に移して住民が持っていけるよう対策を講じた。

そして、自ら十能で石炭をすくって老女のバケツに入れてあげた。

帰りがけにその人が誰であるかを知った老女はあたふたと駆けもどり、「このおいぼれのためにこんなことをしていただくとは……」と言っては言葉をとぎらせた。

総書記は老女の手をとってこう言った。

「……わたしも勤労する人民の息子です。人民のためならどんなことでもするつもりです。この世に人民のために働くことよりすばらしいことはありません」

感想文
Change the CAPTCHA codeSpeak the CAPTCHA code
 

Copyright © 2003 - 2018 《Korea Ryugilo Editorial Bureau》

All Rights Reserved