主体107(2018) 9月 25日

救われた三つ子

 

一九七八年十二月のある日、開城(ケソン)市周辺のある村で三つ子が生まれた。報告を受けた総書記はこう言った。

「平壌から医療チームを送って、三つ子を救わなければなりません」

そして保健医療その他の関係部門に対策を講ずるよう緊急指示をくだした。

夜十二時、首都を離れた最新型救急車が南方に向かってフルスピードで走りだした。

車には総書記の指示で編成された有能な医者と看護婦からなる医療チームが乗っていた。

やがて交通安全検問所が前方に現れた。運転手は深夜のことで遮断棒がおりているものと思いスピードを落とそうとした。ところが明るい照明灯に照らされて、遮断棒があがっていたばかりか、安全員が通過するよう手を振っているのである。

つぎの検問所でも遮断棒はあがっていた。たとえ一秒でも遅らせまいと、行く先ざきに温かい配慮がめぐらされていたのだった。

ところが開城市に入り、目的地に通ずる道に折れようとした車は、そこで遮断棒に道を遮られてしまった。

車がクラクションを鳴らしながら、検問所に近づいたとき安全員が駈けだして来た。そして三つ子が開城市の産院に入院したからそこへ行くようにと言うのだった。

無駄足を運ばずにすんだと、ほっとしながら、かれらは開城市の産院へ直行した。そして重態の産婦と三つ子を無事に救うことができた。

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