凍てつく胸中に
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金正恩総書記は、12月23日、幹部たちに向かって、各級党組織および活動家たちは、机の前に座ったままで寒い冬の夜の人民のことを心配するだけでなく、日別、時間別に交替で現地におもむいて、人民を慰労し、彼らと悲しみを分かち、困難な時期を克服していくべきだという内容、各級党組織および活動家は、寒い冬の夜、人々が寒中に震えていることを知ったら金正日同志がどんなにか胸を痛めるだろうと思いを致して、人民の便宜を最優先し、絶対的に実行するようにとの内容をこめた直筆の指示を送った。
この日金正恩総書記は、野外弔意式場を訪れる人たちや通夜に立つ人たちが帽子やスカーフ、手袋、耳覆いなどを着用するようはからい、彼らが寒い日に不便な思いをしたり、霜焼けにかかるようなことが絶対にないようにとして具体的な指示を行った。
これにとどまらず、12月24日には通夜に立つ人たちの身体を温める上に必要な数万個の発熱テープを贈り、翌日は、寒い冬の日に白湯を提供するよりも湯に砂糖を溶かして与える方が良かろうとして、市内の弔意式場に砂糖、蜂蜜、粉乳、パン、菓子など多くの食品を贈り、さらに弔意式場を訪れる人や通夜に立つ人たちが霜焼けにかかったり風邪を引いたりしないよう医療サービス対策を立てることだとして具体的な措置を講じもした。