苦難の行軍
苦難の行軍は、金日成主席が率いる朝鮮人民革命軍の主力部隊が、1938年12月上旬から翌年3月にかけて、折り重なる困難とたたかいながら中国東北部の南牌子から鴨緑江沿岸の国境一帯に進出した歴史的な行軍です。
苦難の行軍は、昼夜を分かたぬ血戦にもくじけず酷寒の中を強行した100余日にわたる苛烈極まる行軍であり、想像を絶する千古にたぐいのない試練の行軍でした。
朝鮮人民革命軍は、苦難の行軍を輝かしい勝利をもって締めくくり、日本帝国主義侵略者に大きな打撃を与えて朝鮮人民革命軍の威力を世に誇示し、人民に革命勝利の確信を抱かせるなど、抗日武装闘争を中心とする朝鮮革命全般を高揚させる新局面を開きました。